長めのひとりごと

好きなことを好きなだけ

自担に落ちるまでと落ちてからの話をしてみる。

 

(未だにこの“自担”という表現に慣れないオタク)

 

なぜ好きになったんだろう、どういうところが好きなんだろうという3年目の思い出しメモ代わりのあれこれ。

 

1. きっかけ

 

西畑大吾さんのことを“自担”だと自覚したのは、結局どのタイミングだったんだろう。

 

最初は諸々を見ていて、ふんわりとなにわ男子や関西ジュニアに対してまるっと好感をもったところから始まったはずだ。

西畑さんに強く惹かれたのは、間違いなくジュニアチャンネルに投稿されたダイヤモンドスマイルで輝く姿を見た時だけれど、その時点ではまだ西畑担とは言えなかった。

 

なにわ男子「ダイヤモンドスマイル」(Kansai Johnnys’ Jr. DREAM PAVILION 〜Shall we #AOHARU?〜) - YouTubeyoutu.be

今でもこのダイヤモンドスマイルを見るとちょっと泣きそうになる。これがわたしの原点。

 

あの時は、センターにいる彼の姿に『なにわ男子』を見ていたのだ。

 

そう、まさにグループの顔。

 

2次元でも3次元でも2.5次元でも、様々なアイドルが活動している群雄割拠の時代に、男性アイドルの原点にして頂点とも言える最大手の事務所に属する彼らが、清々しいまでの“王道”をやっていることに感動した。

グループとして王道を行く覚悟のようなものを、真っ直ぐにこちら(視聴者)を見つめる黒目がちの瞳から感じ取った。

もっと見たい、もっと聴きたい、もっと知りたいと思った。

 

あの視線と、顔をよく見せるためにマイクを少しずらして持つ、アイドルとしての自覚をもった姿を見なければ、今頃推していなかったかもしれない。それくらいの衝撃だった。

これが2021年1月の話。

この“王道”は、なんというか、実際に存在しているかどうかは置いておいて、世間一般の人が想像するアイドル像という感じだった。個人的には。

だから創作物ではよく見るけれど、現実には実はあまりいなかったのかもしれない。

 

そうして本格的に気になり始めたなにわ男子という存在。

オタクの性というか、推し始めるときには調べられる限り過去のことを知ろうとしてしまうから、まずなにわ男子結成までの過程を見、各個人のパーソナルな部分を知り、そして西畑さんの入所~Aぇ少年なにわ皇子~関ジュのセンターと追っていくうちに「この人を推したい」を自覚していった感じだったのだろうか。

 

たぶん、アイドルという職業に対する猛烈なプロ意識と、個よりも集団を優先しようとする姿に、「わたしは他の誰でもなくあなたのことが好きなんだよ!」と叫びたくなるくらいに堪らない気持ちになったのだと思う。(そしてこれは今でも“そう”)。

同学年ということも結構大きくて、自分と同年代の彼が、周囲からのプレッシャーを背負いながらデビューを目指して王道アイドルのセンターを全うしているということに胸を打たれたのだ。

 

ダイヤモンドスマイルとの出会いから少し経って、2021年の4月。

このとき、デジタル会報に花輪せんせいを演じる西畑さんのインタビューが載っているという理由だけでジュニア情報局に登録した時点で、もう既にかなり西畑さん寄りだ。

昼休みに職場で登録、そのままATMに支払いに行き、急いで自席に戻って会報を読んだことが懐かしい。

 

とはいえ。

デビュー発表も無事配信で見届け、心待ちにしていたなにわ男子の単独FCの開設日。

いよいよ入会のタイミングというときに「好きなアーティスト」を選ぶのを迷った(躊躇った)記憶もある。

誰かひとりを推しと決めたが最後、一気に盲目になる未来しか見えなかったから、ある意味では最後の抵抗だったのかもしれない。

別ジャンルのオタクだったし、未知の世界でもあるし、わたしはまだ完全に落ちてはいないぞ!のような。

情報局だって『西畑大吾』で登録していたのだから今思うとあまりにも無駄な抵抗すぎるのだけど。

 

と、言うことは

その「好きなアーティスト」を選んだ時点がスタートだったのか。

わたしがこの人を応援していこうと腹を括った瞬間は、たぶん2021年8月27日だ。

 

 

2. 彼を好きな理由

 

当時無駄に葛藤したわけだけれど、どう考えても、これまでの推し遍歴からして、わたしが西畑さんを好きになるのは当然であると今なら言える。

 

トーク力やMC力の高さ、思慮深さ、アイドルであることの覚悟と矜恃、自分の見られ方を理解して魅せることができるところ……

挙げればキリがないというか、こちらに見せてくれる姿がずっとツボと言うほうが正しいかもしれない。

 

何よりもまず、言葉の持つ力を良くも悪くもよく知っていて、きちんと使える、使おうと努力する人が好きなのだ。それは思慮深さという点にも繋がる。

確か初心ラジでの発言だったはずだけど、「あまり言葉を間違えない(誤用しない)」と言っていたのは、自信をもって使える言葉しか使わないようにしているからなんだと思う。

語彙力が豊富というよりも自分の発言に対する責任感みたいなもの。

言葉なんてものは受け取り手の問題もあるから本当に難しいと常々感じる。いま長々と文章書きながらも思っている。

正直そのあたりすごく器用というわけではないのだろうと察するけれど、それでもきちんとしたいという気概を端々から感じるところに惹かれてしまうのだ。

 

そしてわたしは、ともすれば「良い子ちゃん」や「優等生」と言われるようなタイプにとにかく弱い(知れば知るほどそんな一言で片付けられないし、実はかなり愉快な人であることは今は分かっているけれど)。

どの分野でも平均点かそれ以上を取ることができ、普段からやるべきことをやっているからこそ、周囲が当たり前に受け入れすぎて、“できる”、“やっている”が目立たなくなってしまうことがありそうなタイプ。

※これはあくまでも傍から見た主観100パーセントの意見なので悪しからず。

 

具体的には日刊の定時更新を守っている生真面目なこだわりの強さのようなものがたまらく好き。

そのこだわりは枷になるときもあるはずなのに(少し遅れただけでファンがざわつくとか)、決めたこと、決められたことを続けようとする姿勢が好きだ。

個人的には にしはったーが気まぐれ更新になったことに安心しているくらいなので日刊も無理せずと思っているけれど。

 

ほかにも、喋ってないメンバーに必ず話を振るとか、ブログで満遍なくみんなの写真を載せるところとか、そういう細やかな心遣いみたいなもの。

それはもちろんメンバーのことが大好きで大切に思っているということもあるんだろうけど、きっと見ている側である“我々”のことを考えてもくれていて。

もっともっと自分本位で良いのにと、西畑担のわたしなんかは思ってしまうのだけど、でも彼のそういうところが本当に心底好きなのだ。

 

あとは、初めてダイヤモンドスマイルを見たときに惹かれた理由にも通じることだけど、自分の容姿や世間からの見られ方を理解して、“かわいい”や“キラキラアイドル”をしてくれるところ。

昨今はそういう「かわいい」に寛容な世の中になってきてるとは感じる。それでもやっぱり100%風当たりが良いとは言えないなかで、成人男性が全力でかわいくいてくれること、本当にすごいと思う。

表向きの顔がその人のすべてではないと分かっているし、ご本人もオフは全然違うと言っているし、時折“リアルさ”が垣間見えるからこそ、表舞台に立つときにバチッとスイッチを入れられるところを心の底から尊敬している。

 

もうひとつ。

前にTwitter(X)でも似たようなことを呟いたけど、彼のそんな可愛らしい顔つきや小柄な体格は、たとえば彼の強みのひとつである演じるということにおいて、もしかしたら不利なときもあるのかもしれない。

でも、逆も然りで、この容姿だからこそ出来ることもまた絶対にあるのだと思う。KAPPEIの啓太や、新・信長公記の秀吉でそれを強く思った(振り幅もすごい)。

可愛らしさを存分に生かした役どころも良いし、所謂普通の男の子を演じて違和感のないところも良いな。

可愛らしい見た目に反して実は……という役も好き。

 

演技が技巧的に上手いか下手かは素人ゆえ判断しかねるので置いておいて、わたしは西畑さんの演技が“好き”だ。

特に視線や目つき、佇まい、呼吸のような言外の表現。

忌怪島は先に小説版を読んでから観に行ったのだけど、シンセカイのメンバーに称賛されたときに浮かべた微かに得意げな表情は、わたしが小説を読んで頭の中で作り上げた友彦にはない顔だった。片岡友彦像がぐっと深まったのだ。

 

(ドラマを観るのが苦手だった人間が、西畑さんやなにわ男子を好きになってから、すべてではなくとも作品を追えているのがすごい。自分の一番の変化はこれだと思う。)

 

そういえば容姿のことで言うと、本当に初期の初期、西畑さんを知ってすぐの頃。真面目そうな見た目の彼の口元から、いたずらっ子のような犬歯が覗いていたことにやられたんだった。

黒目がちな瞳も相俟って自他ともに認めるチワワなのも頷ける。

角のない輪郭や少し幼い顔つき、白い肌が、女の子の格好やどんな髪色でも違和感なく似合う理由なのかな。

 

3. 結局

 

大体何を見ても脳直で好きだなーと思っているので、具体的なこのときのここがよかったみたいなエピソードが全然出てこない、完全に自分の感情整理のための文になってしまった。

 

結論は、西畑大吾さん推せる、というただそれだけの話。

 

 

youtu.be好き

2022年も楽しくなにわ男子さんを推した話。

 相変わらず怒涛の供給に溺れながら楽しくなにわ男子さんを推していた2022年。

 秀吉くんにめろってた夏たのしかったな……。

 

 今年の思い出はとにもかくにもデビュー魂。

 2021年初めになにわ男子さんにハマり、情報局に入ったにも関わらず、情勢的に勝たんコンに応募できなかったジャニーズ初心者が、今年はドキドキわくわく参戦した思い出話。


 当たればいいなと半ば運試しで応募したデビュー魂。もしかしたら最初で最後かもしれない当選を果たし、わくわくどきどきしながら参戦した日から4ヶ月経った。

 


 結論から言うと、

 

 

 

 めちゃくちゃ楽しかった!

 

 

 

 8/27(土)の静岡昼公演だったので、つまりは長尾くんぎりぎり復帰前だったわけで、唯一の心残りといえばこの1点に尽きるけど。長尾くんを見たくて見たくて仕方なかったけど。

 でも始まる前からメンバーの誰か、もしくは自分自身が感染してしまうかもしれないと覚悟はしていたし、当日6人がたくさん考えて届けてくれたのも伝わってきた。

 7人が揃った公演が一番ということは大前提として、『不可抗力で1人欠けてしまった公演』としては最大限楽しませてもらった。


 なので、決して長尾くんがいなくても楽しかった!という感想ではないです。

 またいつか7人揃った完全体のなにわ男子さんたちに会えますように。

 

 さて、当日の楽しかったよ~の話に戻る。


 運悪いのがデフォな私にしてはかなり珍しく良席を引き、入場。


 会場に入った瞬間、目に飛び込むハート型のセットとハートが散りばめられたステージ。


 ハートが沢山描かれたグッズが手元に届いたとき、いや、『1st Love』というアルバム名が発表されたときからだけれど、それら全てから溢れんばかりの“愛”を感じて、というか、“愛”を伝えようとしてくれるのを感じて胸がいっぱいになった。


 “愛”を表すのにハートを用いるのってストレートで、潔くて、ともすれば単純なのかもしれない。でも、そんな王道に正々堂々真っ直ぐ向き合って、そして似合ってしまう彼らはすごいなと改めて思った。


 公演自体は、セットリストや演出、それに合わせた衣装セレクトが良い意味でわかりやすく、初めてジャニーズの現場に入る私でも安心して楽しめるコンサートだった。

 新参者なので偉そうには言えないけれども、とっつきやすさってきっと大事なことなんじゃないだろうか。少なくとも私は『受け入れてもらえてる』と感じたのだ。

 

 正直なところ細かな振りや演出は覚えていないのだけど……。

(少クラで見て『こんなダンスだった!?』となることが多々ある)


 というのも、僭越ながら西畑担をさせていただいているため必然的に彼を目で追っていたわけだが、序盤でバチコン目が合って(思い込みかもしれないけど信じたほうが幸せなのでそう思うことにしてる)、コンサートのことを思い返すたびにあのときの西畑さんの顔が過ぎる。

 


 あの瞬間、息、飲んだよね。

 


 特定ファンサをしないらしいということは聞き及んでいたし、個人的にもファンサが欲しいタイプではないのでうちわも作らなかった。

 公式のうちわと赤色のペンライトで、ここにあなたを応援しているファンがいますよ、と伝わっていれば良いなとそれくらいの気持ちだった。


 いつも『西畑担』と呼んで特別扱いしてくれるように、あのときも西畑担のひとりとしてほんの数秒だけ特別扱いしてくれたのだと信じたいな。それで充分。

 思い込みかもしれないけど、そういう思い込みをさせてくれるアイドルが好きなので。


 画面越しに見る西畑さんに勝手に理想を抱いていたため、現実の西畑さんを見てしまっても好きなままでいられるだろうかとわずかな不安も抱えていたわけだけれど、完全に杞憂に終わった。

 ステージに立つ西畑大吾さんは、画面越しに見て好きになった『アイドル 西畑大吾』そのものだった。


 ということで、鮮明に覚えているのはあの瞬間の西畑さんと、トロッコに乗って回ってきてくれた丈くんの顔の小ささぐらい。

 丈くんのお顔びっくりするくらい小さくて、目は大きくてきらきらしていて、本当にすごかった……。顔が(顔も)好きだと思ってはいたけど改めて生で見たら顔面最高男すぎて倒れそうだった……。


 スタンド席ならもう少しちゃんと記憶に残ってたのかもしれない……。如何せん近くてほぼほぼ西畑さん完全ロックオン状態だったので全体的なことやダンスを覚えてないのが悔やまれる。


 結局のところ言いたいことは『早く円盤発売してください。お願いします。』です。

 


 2023年も楽しく応援できたらいいな。

 


 紅白とカウコン楽しみ!

2021年なにわ男子さんに落ちた話

 ジャニーズは嗜む程度、名前も曲もある程度は知ってるしテレビも動画もたまに見る、ジャニオタの友人もいる、でも自分でCD買うほどではないかな、と思っていた声オタ兼2次元アイドル好きが本当に唐突に落ちたジャニーズ、なにわ男子さん。

 追うようになった直後の2021年2月頃に書き始めて放置していた雑多なあれこれを、備忘録代わりに今年が終わるタイミングでとりあえず最後まで書きました。

 

 

 

 最初から最後まですべて【個人の意見です】。
 価値観や意見は人それぞれ違って当たり前なので、あくまで一オタクの長いひとりごと。

 

 

わたし:とある声優さんをデビュー直後から10年ほど推している社会人オタク。昨今の2次元アイドルブームにも例に漏れずハマっていたところ、なにわ男子さんを知る。

 

 


 2020年末からなんとなーく気になり始めていたなにわ男子さん。とはいえ、バラエティ方面の姿しか見たことなくて、楽しくてかわいいアイドルがいるなあと思っていたくらいでした。


 そんなタイミングでちょうどYouTubeにアップされたダイヤモンドスマイルを本当に何の気なしに再生。

 

 やばい。

 

 あまりにも、あまりにも純度の高い煌めき。

 

 センターにいる西畑大吾さんの、光を吸い込んできらきらと輝く黒目がちな瞳と目が合った瞬間に、胸がぎゅっと締めつけられて、初見でなんでかちょっと泣いた。

 

 赤髪のインパクトも然ることながら、一番は本当にあの瞳。

 きっと配信ライブならでは(というか、配信だからこそ、かな)なんだろうけど、絶対に離さないと言わんばかりに真っ直ぐにこちらを見つめていて、「吸い込まれる」「目が離せなくなる」ってまさしくこれだと思った。

 

 顔がよく見えるようにマイクを少し傾けているのも感動で、こんなに完璧に“アイドル”をやってのける人が現実に存在するんだと衝撃もうけた。

 

 わたしが思う理想のアイドルってこれだ。


 曲もパフォーマンスもアイドル本人の心構えも。ステージで見せる印象はどこまでもポジティブなキラキラアイドル。


 『出会ってしまった君は太陽』だよ、これこそが。


 出会ったときはもちろん、これを書き始めた頃にはこの歌詞はまだ生まれてなかったけど、あのときの感覚を表現する言葉としてはこれがぴったりだ。初心LOVE天最高だね。

 

 そこからYouTubeGyaO、その他配信サイトで見られるものは一通り見て、気付けばめざましテレビを毎週録画し、日刊を毎日の楽しみにし始め、雑誌にも手を出すように。

 

 なにわ男子さん、全員良くない?
 全員顔が良くて、個性があって、キラキラアイドルしてくれて。

 

 いろいろ見ながら思ったのは、応援してる人達がいつだって明るく朗らか、無邪気で純粋な「楽しい!」を見せてくれてるの、ファンとしてこれ以上ないくらい幸せだということ。
 どんな番組でも企画でもご機嫌で楽しそうにしてくれるの、応援する負い目がないというか。大丈夫かなとか、こんなことさせてごめんねとか、楽しめてるかなとか、そういう心配を見る側に一切させないところ。


 プロ意識や経験値の高さと初々しさや瑞々しさが共存してるってすごい。見ていてハラハラしないのに、フレッシュさはちゃんとある。

 

 『なにわ男子が空に唄えばエンジェルが舞い降りてきたよ』
 って言えちゃうアイドルとしての自己肯定感の高さも大好き。
 このフレーズが歌える、歌っても違和感のない男性アイドル稀有だよ。すごいよ。

 

 2次元の、言わば創られた完璧な王道アイドルが好きな人間がなにわ男子さんに落ちるのめちゃくちゃわかるんですよ。わかる。わたしがそうだから。

 現実の人間にここまでを求めるのは……って躊躇って2次元に見出していた“理想”をこんなにも体現してくれるなんて。

 

(だからこそ、いくら理想的であろうと相手は生身の人間で、自分の思い通りになるわけがないこと、同じように悩んだり傷ついたりするということを絶対に忘れちゃいけないなと思う。これは推しができるたびに思っていることだけど。)

 

 閑話休題

 

 なにわ男子さんを好きだなと思い始めてから1年弱。誰と共有するでもなくひとりでのんびり追いかけてるけど、なんか毎日めちゃくちゃ楽しい。

 この、“なんだかよく分からないけどめちゃくちゃ楽しい”が結局いちばん大事だなって思った。

 

 ずっと前から応援してきたファンの方もたくさんいる中ではまだまだド新規で、もっと早くから知りたかったなと思わなくもないけれど、2020年度末の繁忙期の心の支えになってもらって、まだデビューしてないの?を経験し、もしかしたら……と期待しながら7月28日の配信をリアルタイムで見てデビューを喜べたのであのときに知れて良かった。

 

 これを元々書いていたときは、推しコンテンツにはしっかりお金を落としたいタイプのオタクとしてはCDもライブ円盤も買えないのは耐えられないんだが!?と、初めて知るジャニーズJrの売り方に対して半ば怒りのようなものをぶつけるつもりだったのですが、めでたくデビューということでしっかりCDを買えて嬉しかったです。良曲、良コンテンツにはクリエイターさん達への感謝も込めてお金を払わせていただきたいので……。


 本当はダイヤモンドスマイルを始めとするジュニア時代のオリジナル曲たちにもきちんと相応のものを支払いたい(し、当たり前だけど公式に出されたフル音源を聴きたい)ので早急にCDにしていただきたい。何卒よろしくお願いします。

 

 

 以下、主観しかない各メンバーに対するあれこれ。
 大体『好き』と『かわいい』と『良い』しかないです。

 

 

西畑大吾さん

 上記のとおり、初めて見たダイヤモンドスマイルの力強くも儚い輝きみたいなものにやられた。まさしく“アイドル”の“センター”だなと。

 

 “職業:アイドル”が上手すぎる。親しみやすさを感じるとともに、こちらとの間に明確に一線を引いて決して近付けない、手の届かない存在(idol=偶像)でいられるバランス感覚。

 

 そういうプロ意識、大好き。
 そうである自分に対するプライドも感じるし、プライドを感じているだろうというところも併せて好き。

 

 歌やダンスの経験もなく中学3年生という多感な時期にジャニーズになって、しかも自分で望んでというわけでもない男の子がここまで“アイドル”になれるのがすごいなと思う。

 パッと見はどこか素朴(もちろんお顔は抜群に整っているけど)、小柄で、かっこいいよりはかわいいという印象が強い彼がどうして関西ジャニーズJrのセンターに選ばれたんだろう。

 相応しくないとかではなく、少なくとも今の姿を見るにとても相応しい人だと思うからこそ最初にそれを見出した人がすごいなと思うし、そうなる努力をしてその器を身につけた西畑さんがすごい。演技然り、何か理想とか思い描くものに自分を(もしかしたら死にものぐるいで)近付けていける人なのかな。

 

 そして、言葉。
 歯に衣着せぬ物言いのほうが嘘がなさそうで好感がもてるという意見を否定するつもりはない。でも、大衆に影響を与える存在だということを自覚して、意識的に視野を広げて出来うる限り誰も傷つけないように、元気を与えられるように、良い印象をもってもらえるように、考えて考えて丁寧に言葉を紡いでいく人もまた好きなので西畑さんの姿勢は本当に信頼できる。
 万人に受け入れられるなんてどう頑張っても無理だけど、それでもそうなろうと努力をする人を嫌いになれるわけがないんですよ……。

 

 西畑さんの“アイドル観”が好きで、アイドルに徹する姿勢が好きです、という話です。

 えーっと、西畑担です(この言い方まだ慣れなくてちょっと照れる)

 

 

大西流星さん

 そもそもなにわ男子さんを気になり始めたきっかけは彼でした。たまたま見たコスプレ名言学園のナースのせいです。

 

 お顔が最高級すぎる。

 

 西畑さんにも言えることですが、需要も見られ方もしっかり理解した上で“あざとい”を提供してくれる人が好きです。プロ意識が高くて求められた役割を全うする人、大好き。

 

 本当に賢い人だなあと思う。
 場の空気を読んで、どのタイミングで何を発するかの判断、押し引き、言葉の選び方がうまい。
 特にいつかの挨拶の件、日刊での完璧なフォローに脱帽しました。相手に非は無いことを示し、過度に自分たちを下げることもしない、あんなに多方面に配慮した誰も傷つけないフォローができる19歳(当時)なに???安心と信頼がすごい。

 

 小さい頃から業界にいるから周りより早く大人にならないといけなかったはずで、だからこそ達観した雰囲気も感じるけど、言動や精神に軽やかさがあるところが魅力的。

 元々の性格か、意識的にそうしてるのか、その軽やかな印象が大西流星くんのいるなにわ男子楽しそう!ちょっと覗いてみようかなに繋がる感じがします。実際わたしも入口は流星くんだったし。

 

 初見の人を絶対につかんで離さないキラキラビジュアルとバラエティ無双が無敵すぎる。
 静かにニコニコしてるだけで許される最強フェイスをお持ちなのに、抜群のセンスでバラエティにガンガン切り込んでいくのたまらん……。

 

 そしてお声が本当に好きなので、ジブリとか細田守作品とか、そういう感じの、素朴な演技が味になるアニメ映画とかで瑞々しい少年の役をしてみてほしい。
 声オタとしては声優の仕事は声優さんに!と思わなくもないのですが、声優じゃないからこその魅力もまたあると思うので。ハイチュウのTwitterRT企画動画の「もっちもちーに」(たしか)の声がめちゃくちゃ良かったんですよ……ピンポイントすぎるけど……。

 

 

長尾謙社さん

 白くてもちもちしている。かわいい。
 自己分析と自己プロデュースがうまい。

 グループの“無邪気な末っ子”という立ち位置をものにしているあたりたぶん彼もあざとい側だし、奔放に見せかけてめちゃくちゃ周りを見てると思う。(ということを書いてたらあざとくて~にも出てたので、ですよね!と思いました)

 

 本当に器用だなあという印象。手先という意味でも立ち回りという意味でも。
 天然なようで絶対天然じゃない。いちばんの策士は長尾くんかもしれない。
 空気を読んだ空気の読まなさというか、賑やかしのタイミングもきちんと弁えてて、誰かの邪魔をして前に出てくる感じじゃないのも良い。

 

 賑やか!元気!かと思えば、ふとしたときにドキッとするくらい大人の顔をしていて目が離せなくなる。
 無邪気なだけじゃない魅力、10代にしか出せない魅力だなあ。端正な顔立ちだから凛とした表情がまあ似合うこと……。
 加えて成長途中のあどけなさもある奇跡のバランス。
 本当に今のうちにたくさん映像で残してほしい。少年から青年に変わる間の時期ってめちゃくちゃ貴重ですよ……長尾くんの美しすぎる横顔撮りたくないですか……。
 横顔フェチとしては長尾くんのEラインめちゃくちゃ刺さる。anan死ぬほど見た。

 

 なんというか、

 かわいいでしょ?こうするとかっこいいよね?

 このパフォーマンス、この表情良くない?

 を提供されて、唸りながら拍手喝采するしかないのめちゃめちゃ悔しい。

 悔しいけど良すぎるからどうしようもない。

 

 流星くんと長尾くんはかわいい顔して仕事人なところが非常に好きです。MCでふたりしてばっさばっさ捌いていくところ見たい。


 
道枝駿佑さん

 ハマらないだろうなと思ってた2位。
 クールな美形ってなんでかあまり刺さらないんですよね……でも道枝駿佑さん、中身はほぼ大型犬の子犬だということがわかってとても好きになりました。あと超個人的なことだと誕生日が同じなのでちょっとうれしい。

 

 お兄ちゃんたちに可愛がられてにこにこしてるのかわいいね。

 最初は人見知りだけど、仲良くなると構って!って行くのがザ・可愛がられてきた末っ子という感じで大変微笑ましい。

 

 長尾くんが器用で世渡り上手、道枝くんはその点少し不器用というバランス。
 これがみちながってやつですか。このふたりの関係性めちゃくちゃ面白くてつい観察してしまう。
 年頃の男の子たちが死ぬほど距離が近いってそっちのほうが本当は稀だろうから、彼らの感じのほうがむしろ自然なのかもしれないな。絵に描いたようなツンデレ披露する道枝くんは面白かわいすぎるけど。

 

 道枝くんこそ静かにクールに、そこに佇んでいるだけで許されるビジュアルをしてるのに、天然が隠せてないところ、果敢にボケよう、ツッコもうとしてるところ、全部愛しい。

 それを周りが微笑ましく思って笑ったりフォローしたりするところも良いなあ。たとえ上手くいかなくても居た堪れない気持ちにさせない安心感。

 しきりに自分はネガティブだからって言う道枝くんの周りに肯定力が鬼高いお兄ちゃん、同期達がいて良かった。

 

 元々そんなにドラマを見る人間じゃないので道枝くんの活躍を全然追えてはいないんですが、コミカル演技が可愛くて好き。スラッとした癖のない美形で、コミカル演技も上手いとなるとそれこそ少女漫画の実写化にぴったりだなと思う。


 ステージ上では正統派キラキラアイドルで、ジャニーズに持ってたイメージどんぴしゃだったのが道枝くん。だからこそ余計に普段の素の姿が可愛い。

 

 

高橋恭平さん

 正直いちばんハマらないだろうと思ってた方。

 メンカラ紫のクール担当は守備範囲ではないので……と、思っていたのにめちゃくちゃ刺さっていてつらい。
 本当にかわいすぎる。
 日刊のかわいさがとんでもない。
 
「~っす」口調でお兄ちゃん達に甘えてるのかわいいし、無邪気な満面の笑みを見るとあら良かったね~~~となんか嬉しくなる。

 

 ビジュアルは言わずもがな。キリッとした男顔としなやかな体つきの対比が大変色っぽい。首から肩にかけてのライン、良すぎん???顔も小さすぎてびびる。

 

 このクールなビジュアルの子が?かわいい絵を描いて?かわいい文章をブログに載せていて?無邪気にメンバーと笑いあってるの??
 それは、どう考えても好きじゃない……?

 

 硬めの歌声も良い。

 びーーんと響く、マイクにしっかり乗る声が曲のアクセントになってる。あの声で高めの音もガツンと鳴らせるの強いなあ……。恭平くんのフェイク聴くと体温2度くらい上がる。

 

 それと何よりもあんなに不快にならないナルシストいます??
 彼のナルシズムは他者との相対評価だったり、他者からの評価に基づくものでもなさそうなところがいい。自分はもちろん、みんなもまた等しく素晴らしい、みたいなスタンスなのが大変健全。
 多分本当に純粋に自分の良いところを認めてるだけだから、他者から褒められると途端に照れたりするのもかわいい。
 こんなマインドで生きてる人が現実に存在するのか。
 良い。
 本当に良い。
 世の中の人がみんなこういう気持ちで生きてたらめちゃくちゃ良い世界になる。自分にも他人にも優しい世界、良すぎる。

 

 いちばんのきっかけは多分かわいすぎる日刊なんですが、思いがけず恭平くんに落ちてしまってわたしの推し遍歴を知ってる友人を驚かせてしまった。
 自分でもまさかこんなに好きになるなんてと驚いてます。いやでも内面を知ったら好きになって当然だったなと思う……
(きょへだい好きです)

 

 

藤原丈一郎さん

 シンプルに顔がいい。華がある。

 最初は“なにわ感”の印象に圧倒されてたけど、ふと顔の良さに気付いてどきどきした。目鼻立ちがくっきりしててぱきっと表情が変わるところが魅力的。
 目鼻立ちがはっきりした顔が好きなうちの母、ぜったいこのお顔好みだと思うから今度聞いてみよ。

 

 ところで藤原丈一郎さん歌声がお砂糖すぎやしませんか???
 地声、というよりバラエティで声張ってるときとのギャップ。あの見た目でお砂糖ボイス出されたらそれはもう、ねえ、好きじゃん。
 落ちサビ、ハモ、ラップパートといろいろ任される縁の下の力持ち。癖のない、誰とユニゾンしてもスっと入ってくる好きな声です。

 

 最年少入所で先輩に可愛がられてきて、実生活でも末っ子な彼が、関西ジャニーズJrとしてもなにわ男子としても先輩として後輩の面倒を見てきた(見ている)ことがすごいなあと尊敬している。
 自分がしてもらったことを今度は別の誰かにしてあげることができる人はすごい。
 自分が出不精、筆不精タイプなのでこのマメさは尊敬する。陽の気を感じる。

 

 人生の2/3ジャニーズなのになんでこんなに身近なお兄ちゃん感があるんでしょうね。
 なにわ男子さん全員から親しみやすさは感じるけど、丈くんはなんかもうリアルすぎる。

 

 藤原丈一郎さんは“いる”。

 

 いやまあ冷静に考えたら現実にこんなに顔が良くて人当たりの良い楽しい男いないんだけど……。

 なんというか、西畑さんと丈くんの在り方の違いにグッとくる。良い。すごく良い。

 

 デビューまでの期間の長さを自分からはあんまり苦労話にしないところで彼の精神面がいかに健やかかわかる。それがひいてはなにわ男子さんのポジティブな空気に繋がってるというか。


 最年長であり、いちばんの先輩が藤原丈一郎さんの組織、それだけで強いなと思わせてくれる人。

 

 

大橋和也さん

 優しくておおらか、いつも笑顔の食いしん坊な癒し系でメンカラ緑って2次元の推しキャラの要素でよく挙げてたんですけど大橋和也さんは2次元か????それでいて歌もダンスも上手いの????
 大橋和也さんのキャラ原案だれですか、たぶんめちゃくちゃ趣味が合う。と思わざるを得ないくらいすごい。

 

 天真爛漫なぺかぺか太陽!みたいな印象だけど、実はしっかり物事を俯瞰的に捉えて内心ではいろいろと考えてるんだろうなあというのは端々から伝わってくるので、なんというかこう、日本語とっちらかっちゃって結果あわわわ~!ってなってるのを見ていつも大橋くん……!がんばって……!と応援してしまう。

 

 みんながのびのび個性爆発させてるのは大橋リーダーのおかげなんだろうな。

 優しくてすべてを受け入れるおおらかな楽しい雰囲気。見ていて平和。


 めちゃくちゃニュアンスの話をすると、大橋くんは『太陽』というより、『おひさま』とか『木漏れ日』とか『ひなたぼっこ』とかが似合う(?) 
 丈くんが太陽で大橋くんが月だなと思うときもある。

 

 西畑さんと自他ともに認めるツレなのもいいなあ。表ではしっかり者でいる西畑さんがなんでも話せる相手として大橋くんを挙げてるのめちゃめちゃに良い。大橋くんの包み込み力。

 

 『僕空〜』の「国境も国籍も関係ない」の歌詞が大好きなんです。

 大橋くんがこれを歌う説得力。

 誰よりも懐が深くて肯定力の高い彼が歌うことの意味……。

 大橋くんが、なにわ男子が、あんなに爽やかに明るく断言してくれるなら、絶対にそうだって信じられるよ……。

 

 

 年上組で最年長(であり一番のベテラン)、センター、リーダーが分かれてるの、言い方はあれだけど権力が分散されてて良いな。組織として最高。

 権力の分散は、きっと外からの重圧も分散されるから。誰かひとりが背負わなくていいっていうのはものすごく安心感があると思う。こちら側から見てても。
 


 よくよく思い返してみたら、クロニクルで横山さんと大倉さんが関西ジャニーズJrをプロデュース!とか、ワイドショーでジャニーズJrがバーチャルアイドルに!ってやってるのリアルタイムで見てたんですよね。

 漫才するんだとか、なんか愉快な名前のグループがいるもんだなって思ってたけど、あれがなにわ男子さんたちで、丈橋さんだったわけですね。

 

 もっと遡れば小学生の頃、デビュー直後のHey! Say! JUMPさんを好きだった時期があったし(親に言い出せなくてCDが買えなかった)、たまにジャニ勉でデビュー前のジャニーズWESTさんも見てたし、もう少し踏み込めばもっと早くハマる可能性も無くはなかったのかも。こればかりはタイミングだけど。

 こうやってジャニーズにハマりかけたことは何度もあったけどついに沼落ち。


 コロナ前はそこそこ遠征するオタクだったので、いつか現場行けたらいいな……。


 こちらの界隈は初めてなので少しずつ勉強しながら楽しめたら。